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「買わずに借りる」新しいエコライフ

最近は若者がものを買わないと言われています。 かつて新しいものを率先して手にしていた世代は、雇用状況の悪化や不安定な収入のため、「守り」に入っている人が多いようなのです。 また、生まれた時から何でもある世の中だったからでしょうか、物欲や所有欲があまりなく、必需品とされた車さえ「特に欲しいと思わない」ものに分類されています。

価値観の変化

就職したら車を買い、貯金をして、結婚したら子どもを作る。頭金を貯めたら一戸建てかマンションを購入する…。 一昔前は王道とされたことも、現代では多様な価値観が認められるようになったせいか、通用しなくなってきています。 物心ついたころから景気が悪かった若い世代は、冒険や挑戦よりも安定を求める傾向があります。 やり直しを認めない現在の日本の状況にも責任はあるのですが…。 その結果、身の丈に合わないことはしない、見栄のためにお金を使うことは避ける若者が増えています。

買うより借りる

その代わり、彼らは必要に応じて「使い分ける」ことができます。 代替のきかないものだけを買い、限られた期間しか使わないようなものはレンタルで済ませることにも抵抗がありません。 例えば、子どもに関するものでも、以前はすべて新品で揃えるのが当たり前でした。 しかし、最近ではベビーベッドやベビーバスなどは借りたりリサイクルショップやオークションで調達する人が少なくないのです。 披露宴に着るドレスや着物も同様。 各種レンタルサービスが充実しているのも、こうした考え方が浸透してきたということでしょう。

合理的?シェアリング

車や家ですら、最近は「シェアする」のが珍しくなくなってきています。 一人では家賃が高すぎて借りられないような物件でも、何人かいれば可能です。 最近ではシェア物件を専門に斡旋する不動産屋も出てきました。 友達同士でも生活を共にするといろいろと行き違いや争い事が噴出するものですが、他人ならお互いにルールを守るので、かえって共同生活を送りやすいという意見もあるほどです。 車も時間単位で借りられるサービスがあります。 レンタカーと異なるのは、数10分という短い時間から使えること。 ほとんどのレンタカーでは最低でも半日(8~12時間)刻みですが、ちょっと買い物に行きたい、人を迎えに行きたいという時には困りますよね。 その点カーシェアリングなら気軽に利用することができます。

シェアリングやレンタルにはお互いの信用が何よりも大切ですが、それさえ守ることができればとても合理的で便利な方法です。 節約という点でも合格点。 今後さらに裾野が広がりそうな分野です。